ビジネス2

GWにアキバへ行った際にPCパーツを一通り購入してきまして、自作PCを強化(更新)致しました

前回、自作したのは2012年のGWだったので、約4年ぶりでかなり久々でしたね。(ちょっと苦労したh)

この4年の間に、私がCPUとして使用していたCore i7 3770kから4770k>4790k>6700kと新製品が出ていました。(OCモデルのみ表記)私のTwitterのフォロワーさんだと、去年のHaswell Refreshコアの4790kの時に更新された方が多かったような気がします。

私もちょうどそのぐらいの時期に検討していたのですが、馴染みのお店にて雑談がてら相談してみたところ、「CPU&M/Bだけの更新ではそれほど変化を感じられないので、車で言うところの足回り、すなわちSSDやHDD、グラボ、メモリ(DDR3>DDR4や容量アップ)等も含めてトータルでコーディネート出来る頃がオススメですよ!」と言われて、一年見送って今回、更新致しました。ちなみに去年の方が下取り買い替え的には安く上がったのですけどね~

インテルの今後のロードマップは今年の9月頃にコードネーム:Kabylakeコアの新CPUが出てくるようです。SocketはLGA1151みたいなので、現在のZ170(H170)チップセットでもBIOSの更新でたぶん使えるかと思います。但し、WindowsについてはSkylakeコア世代から従来製品との互換性の維持が難しいということで最新のWindows利用を前提にされてしまったようです

Skylakeコア:インストールに苦労はするがWindows7も一応使える(推奨はWindows8~8.1又はWindows10)

※Z170(H170)チップセットでは、『USBドライバはxHCIのみのサポートになった事が原因で、Windows7にはこのドライバが入っていない。Win8以降ならOSに入っています』

対策方法はいくつかありますので、各自、前にググッて見てくださいね。(対応はメーカーによりけりですが、このマザボの場合、USBキーボード&マウスを自動的にPS2エミュレートする機能があり無問題でした。)

Kabylakeコア:今のところWindows10が必須らしい

マイクロソフト公式アナウンスはこちらの記事からどうぞ

最近はWindows10の強制アップデートで話題となっておりますがあと2ヶ月で無料アップデートのチャンスが切れるので、来月辺り、手持ちのハードウェアやソフトで問題が起こらないか?試しておきたいところです。(今のところ、拡張ボード1個、あとソフトいくつか?でダメそうな気がします

では、今回、購入してきたモノです。

buy_20160505_a


buy_20160505_b


メインパーツ

CPU:intel Core i7 6700k (4~4.2GHz)
Memory:Corsair CMK16GX4M2A 2666C16 DDR4 8GBx2=16GB
M/B:ASUS Z170 PRO GAMING
SSD:Samsung SSD750 EVO (240GB)

etc

CPUクーラー:サイズ 虎徹
3.5インチベイアクセサリー AINEX 3.5インチベイ USB3.0/2.0フロントパネル PF-004A
長尾製作所:一体型2段SSDマウンタ SS-NMT306
親和産業:独 thermal grizzly社製 ハイエンドグリス オーバークロッカー向け高性能シリーズ TG-H-001-RS

流用

PCケース:クーラーマスター CM690
Power:Corsair CMPSU-850TXJP 850W
HDDx3、(SSDx1)
光学ドライブx2
サウンド外部DAC:Fiio D03K (Optical)<某音響メーカーサウンドボードより変更
拡張ボード類x3
OS:Win7(64bit home)
マウス、キーボード、液晶モニター、スピーカー&ウーファー

ポイント的には…

1、Core i7 860の時に買ったモノが、現在にいおいても特段不具合がないということでメインパーツだけの交換で済みました

2、MemoryについてはCrucial又はCorsairにするつもりだったのですが、CPU&M/B&Memoryはセット購入したので取り扱いのあったCorsairにしました。センチュリーマイクロのような凄いMemoryというわけではありませんがヒートシンク付きOCMemoryとしては安定しているメーカーではないかなと思います。Memoryの相場は4年前の水準に戻っているので増量でもオススメ出来ます。

3、M/Bはやっぱり定番のASUS! 私の自作歴はDuronからですが、一度、GigabyteのM/Bにして相性問題をくらったので、それ以来ASUS一択です。これは皆同じじゃないかなと思ったり

4、SSDはOCZ Trion150 SATA3 2.5" SSD(東芝製の15nm TLC NANDフラッシュ採用)又はSanDisk SSD SSHⅡ-240G-J26Cの予定だったのですが、OCZの製品はアキバ中を探しても見つからず…(CFD扱いの東芝製品はあったのですがこれかどうかは不明)。SanDiskのはあるにはあったのですがちょっと高い店でしか在庫がなかったので、激安のSamsungを買ってみました。まぁ特段問題はないですねそれに今のSSD相場は4年前の約1/4ぐらいになっていますからMemory同様オススメです。

5、CPUクーラーはサイズ製のグランド鎌クロスを使っていたので、最新版のグランド鎌クロス3か虎徹にするつもりでした。たまにはサイドフロー型を使ってみるのも悪く無いと思い、ここ数年定番の虎徹を選んでみましたがホント静かでよく冷えます!オススメです

6、とりあえずOKなのですが、ケースについてはFractal DesignのDefine R5 Window Blackを買っておくべきだったかも。虎徹もぎりぎりケースに収まりましたがCM690だと今のATXベースではちょっとギリギリでスペース的に余裕が無いです。これは追々ですね。あと4K液晶は今後どんどん増えてきて価格も下がると思うので、次のメイン液晶ディスプレイにしたいですねそのときはグラボも追加かな。

7、サウンド批評については今回は省きます(Z170 PRO GAMINGマザボの売りのチップ機能でもあるので、自分なりに手持ち品と比較して後日レビューを追記したいと思います。)

完成品の写真など

Z170 PRO GAMING BIOS

Internal_a

サイズ 虎徹 CPUクーラー in CM690
サイドパネルを閉めると虎徹のトップ部分との隙間が2センチあるかないかですね^^;
Internal_b
ASUSでは定番になっていたASUS Q-Connectorが付属していないんですよね…。これはつけて欲しかったかもあとCMOSクリアジャンパも付いてなかったですね。(ConnectorについてはAINEXの製品で代用できそうな製品を見つけました)
Samsung SSD750EVO benchmark
Samsung SSD750EVOのベンチマーク結果です。まぁ、悪く無いですよね

〆に動画のエンコードでどのくらい性能が上がったのかテストしてみます。

素材:TV録画した「学戦都市アスタリスク1話分」

1440x1080の地デジアニメをタブレット試聴用にTMPGEnc5にて720pのH.264ファイルへQSVハードウェアエンコード。各種フィルタや設定条件は全く一緒にする。

結果

Core i7 3770K QSV TMPGEnc5

Core i7 6700k QSV TMPGEnc5
Core i7 3770k&DDR3 12GB 389秒

Core i7 6700k&DDR4 16GB 313秒

約20%の高速化を確認

CPUが3世代変わっているので、30%高速化といきたかったのですがちょっと残念でしたね通常の使用ではあまり違いを感じませんが、重たい処理とされる写真現像処理やプレビューレスポンスは体感でも分かるぐらい速くなったので、とりあえず合格点としたいと思います

まとめ

以前は、3年を目処に下取り交換。軽い処理で3倍速、重い処理で2倍速を目安にしていたのですが最近のCPU事情を鑑みるにそれほど性能向上はしていないのかもしれません。(壊れないかぎり5年毎でいいかも?)例えば、今晩解禁されるグラボのGeForce GTX1080の方がAMDと競っている分、世代ごとの進化が凄そうですね。ジャンルは違いますがスマホ用のSoCの方が進化が著しく、毎年愉しみになっている今日この頃です(総務省指導にはちょっと辟易ですが…。)

重たい処理には動画編集、Adobe系アプリ(現像もここですね)、最新のFPSゲーム等があると思いますが、CPUはOC前提でなければi7の無印を選んで、最新ハイエンドグラボ、Memory容量、M.2接続のSSD(これはシーケンシャルスピードで1GB/sを軽く越えてきます( ゚д゚))等を選択すると更に快適になるかなと感じました。

話題がちょっとそれましたが、久しぶりに自作して満足しました!という記事でした(`・ω・´)ゞ