EOS70D


先週末ぐらい噂がリークされていた

CanonのEOS60Dの後継機種である「EOS70D」が本日発表されました。

(ちなみにEOS60Dは併売の模様)

発売日は2013年8月29日予定(遅い!)

ボディのみ、EF-S18-55 IS STMレンズキット、EF-S18-135 IS STMレンズキットの3種類を用意。

スペックは以下の通り。

新型デュアルピクセルCMOS AFセンサー約2020万画素(22.5×15mmで60Dより若干大きくなっています。)

映像エンジン:DIGIC5+(DIGIC6は乗りませんでしたh)

常用ISO:100~12800(拡張時25600)

ファインダー:ペンタプリズム方式(視野率98%&倍率約0.95倍)

フォーカシングスクリーン固定式、グリッド表示可能、水準器機能あり(おそらく一軸、撮影前後に表示可能)

AF測距点:19点全点クロスセンサー(中央部はF2.8光束対応のデュアルクロスセンサー、周辺部はF5.6光束対応のクロス測距)

AFマイクロアジャストメント機能(全レンズ一律調整又はレンズ40本まで登録可能、ズームレンズについてはW端、T端で設定可)

シャッター機能:1/8000~30秒、バルブ、ストロボ同調最高シャッター速度は1/250秒
10万回のユニット耐久性を実現

露出制御:「iFCL測光」システム&63分割TTL開放測光 ±5段の露出設定可能

高速連続撮影:最高約7.0コマ/秒
静音連続撮影:最高約3.0コマ/秒
低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒


連続撮影可能枚数:
JPEGラージ/ファイン:約40枚(約65枚)
RAW:約15枚(約16枚)
RAW+JPEGラージ/ファイン:約8枚(約8枚)

※()内データは、UHS-I対応メモリカード使用時

メモリカード シングルスロット方式 SD、SDHC、SDXCメモリーカード(UHS-I対応)

TFT式ワイド3.0型カラー液晶モニター(3:2)/約104万ドット バリアングル&タッチパネル機能有り(静電容量方式)

内蔵ストロボあり(GN約12、充電時間約3秒)

Wi-Fi機能あり(IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11n)&Eye-Fiカード対応

バッテリーパックLP-E6 (電池情報として残容量、撮影回数、劣化度確認、電池登録可能)

重量:約755g(CIPAガイドラインによる)/約675g(本体のみ)

カメラ内RAW現像機能あり

HDR機能(3枚合成)、多重露出撮影機能(2~9枚)、7種類のクリエティブフィルター

という感じです。

リーク通りのスペックで来たという感じでしょうか?


新しい機能&変更点&個人的注目点には、黄色太文字で印をつけてみました。

注目は像面位相差システムを強化した「デュアルピクセルCMOS AFセンサー」ですね。これによって、ライブビュー時のAF動作がX7比で約30%アップしているようです。ライブビュー撮影を多用するフィギュアレビューにも活かせそうなセンサーです。当然のことながら、動画処理でも期待出来ます。

AFセンサーについては、7Dの19点全点クロスセンサーを持って来ましたね。さすがに60Dの9点全点クロスでは、ライバルであるニコンエントリー機種にも劣っていたのでこれはピント精度が上がると思います。大歓迎です。

連射機能は7コマなので一般用途なら十分かもしれませんが、EOS7D持ちの人にはがっかりだったかも?まぁ、Canonも7Dmk2は開発中なのでそちらに期待したほうがいいでしょう。私の場合は問題ありません。

ファインダー視野率は、NikonD7100対抗で100%を期待したのですが、残念ながら98%止まりでした。少々残念ですが、おそらく重量を考慮した上での判断だと思うので、良とします。

AFマイクロアジャストメント機能は、EOS40Dに以前付いていたのかな?とにかく復活で嬉しいです。特にサードレンズや緊急時に役立ちそうです。

ストロボ同調最高シャッター速度は1/250秒ということで、かなり高速な方だと思います!

バリアングル液晶も継続ということで、ハイアングル&ローアングル撮影には便利ですよね。タッチパネルシャッターは無くてもよかったような気もしますが、あって不便というわけではありません。

あとは、SNS連携のWi-Fi&Eye-Fi対応、そして重量も維持されたということで、総合スペック的に見れば、かなり良いカメラかなと個人的には感じました。

ただ、海外Canonのサンプル写真を見た時に、ちょっとガックリ感がありました。

ISO3200の写真は従来機よりもノイズが少なく好印象でしたが、ISO100~400で撮影された風景写真とビーチサッカーの動態モノの写真のノイズの多さにちょっと残念感を感じました。風景については青空の部分に、ビーチサッカーの写真には全体的に輝度ノイズが散見出来ました。

これは、新しいセンサー故の問題なのか?はたまた偶然なのか分かりませんが、正直気になるところです。

一応、DIGIC5+による撮って出しJPEGだと思うので、RAWで現像する場合はノイズ処理で対応できると思っていますが、実機を触るまではなんとも言えなそうです。

あとはプロのレビューや7/20発売の雑誌特集が気になりますね。出来れば、本日よりCanonプラザにて先行展示されているそうなので、可能なら実機体験をしたいところです。(都内だと銀座と品川)

価格については、カメラのキタムラでボディが11万6800円、EF-S18-135 IS STMレンズキットで15万2800円です。直接のライバルと想定されるNikonD7100のネット最安値と比較して、ちょっと高いぐらいなので時間が経てば同価格程度まで落ちるでしょう。まぁ、私の予想の範疇ぐらいでした。

さて、私なのですが先ほどのノイズの件と発売日が約2ヶ月先なので躊躇しております・・・。

一番使いたいWF2013夏(7/28)には当然間に合いません。

考えられる選択肢は3つ

1、とりあえず待つ。WFは手持ちのKissX3+Sigma17-70で済ませ、WF終了後、買取(下取り)に出す。
2、1番策と基本変わりませんが、写真を綺麗に撮りたいので、EF24-105F4LかEF24-70F4Lをレンタルボンバー辺りでWFの時だけレンタルしてくる。
3、ノイズを嫌って、EOS6D EF24-105 F4Lレンズキットを購入して、WFに臨む。

のどれかになるかと思います。

2か3の策の可能性が高いですね~。70Dにした場合は、EOS70D 18-135 IS STMレンズキットorSigma新型17-70に追加でTAMRONのVC付90マクロも一緒にゲットできそうなのでお得感故、ちょっと悩みます。6Dを選べばとりあえずWFは安定。フィギュアレビューは手持ちの旧型タム90でしばらく頑張ることになります。

さてさてどっちがいいかなぁ(、、:

しばらく計算機叩きと、いろんな評価を集めることとなりそうです。そしてWFまで残り26日・・・。

Canon EOS70D公式サイト